先物取引と比較されることの多いオプション取引。両者の違いはどこにあるのでしょうか。先物取引とは、未来の決まった期日に商品の売り買いをするという約定を結び、期限がきたら決済するという取引方法です。これに対し、オプション取引とは、未来の取引を前提に売り買いの約定を結ぶという点では同じですが、売り買いするのは商品そのものではなく、商品を手に入れる権利となります。売る権利は「プット」、買う権利は「コール」と呼ばれています。先物取引では、取引を開始する際に証拠金を支払う必要がありますね。相場の動きにより必要であれば、取引会社に追証(おいしょう)という追加資金を払うケースもあります。では、オプション取引の場合はどうなのでしょうか。オプション取引において買いの手続きをする場合、「プレミアム」と呼ばれるオプション料を支払う必要があります。逆に売りの手続きをする場合、このプレミアムを受け取ることが出来る訳です。プレミアムは証拠金ではないため、どんなに損をしていても、取引会社から追加の資金を請求されることはありません。ただし、指定の期日までに決済をしなかった場合は、価値が0になってしまうので注意が必要です。先物取引とオプション取引にはこのような違いがありますが、少額の資金で始めることが出来、未来の商品価格を予測するという面では同じです。ですから、いずれの取引を行うにせよ、世の中の情勢に敏感でいる必要があります。